ここ数年、インテリアのトレンドはナチュラルモダン。ベージュトーンを中心にしたカラーリング、そして柄も主張しない無地調が人気です。 確かに最近の素材感を活かしたシンプルな内装の空間にはこういったテキスタイルを選んでおけば失敗は少ないといえます。
でも、春に向かうこの季節、ちょっと気分を変えてプリント、特に花や葉っぱのモチーフに注目してみませんか。
実はリーフ&フラワー柄は、ストライプやチェック、ドットなどの幾何柄や、クラシックなオーナメント柄などと同様、カーテンとしては定番と言えるモチーフです。
そのため、その手法や表現方法はいろいろ。そんな幅広いラインナップから今回ご紹介するのは「プリントカーテン」。 織りの手法に比べ、一般的にプリントは華やか。かわいい小花柄、あでやかな大輪の花や葉の形を大胆に活かしたもの、水彩画のようなやさしいタッチ、まるでボタニカルアートのような緻密な柄…。 窓を額縁に仕立てて想像してみるのも楽しいですね。
上手にリーフ&フラワープリントカーテンをこなすポイントは部屋の雰囲気に合わせた色柄を選ぶこと、そして家具や小物など室内のアイテムカラーと同系トーンにする、など。 大きなリビングの窓には自信ないな、と思われる方はまずは個室やキッチンの窓で試してみてください。
きっと窓辺から春が訪れるはず。