陽ざしが明るくなって、一日一日とあたたかくなるこの季節。 気分的にはウキウキとなりそうですが、気になるのが「花粉」。
10年以上前にすでに日本人の約3割が何らかの花粉による「アレルギー症状」があると答えており(鼻アレルギー全国疫学調査2008年実施)、その後も患者数は増加傾向にあるといわれます。
花粉症対策にはいろいろな情報がありますが、今回はインテリアでできる解決方法をご紹介します。
家の中での花粉症対策の有効な手段は「花粉を室内にもちこまない」ということです。 外から帰ってきた時に服についた花粉を玄関前で払い落としたり、開口部である窓をカーテンや網戸で遮ることで、花粉の侵入を減らす、こういったことはよく知られています。 このカーテンをさらに進化させたのが「花粉対策カーテン」です。
そのメカニズムは、花粉をつかみとる特殊な素材形状(クリンプ)や粘着性のある剤を加工した糸が、花粉をつかみとり、カーテンにとどめるというもの。 その結果、花粉が部屋の中に舞い込むのを窓辺でしっかり防いでくれます。 しかも洗濯することでカーテンについた花粉は簡単に落とせ、効果はそのままという優れものです(タイプによって持続性は異なりますが)。 花粉だけでなく、微細なホコリも防いでくれるので、種々のアレルギーにも有効と言われています。
さらに、最近ではお医者さんの発想から生まれたクリーン技術「ハイドロ銀チタン®」を利用したカーテンも商品化され、ハウスダスト・ニオイ、そして花粉などのタンパク質を吸着・分解する効果をもつ、として注目されています。